ドキドキ&ワクワクしながら、みんなで歯みがきレッスン 2011 Spring パピーパーティ レポート 前編

「パピーパーティ」は、他の犬たちと出会って社会性を身につけたり、愛犬がそのなかでどんな行動や反応をするのかを客観的に観察できるいい機会です。今回は、歯みがきのレッスンもプラス。子犬のときからはじめたい歯みがきのコツを、高倉はるか先生に教えていただきました!

講師:高倉はるか先生

講師:高倉はるか先生

株式会社Treats代表

東京大学農学部獣医学科卒業。獣医師、ペットライフアドバイザーとして、動物病院での診察や大学講師、獣医師への講義、講演などを務めている。

2011年5月19日、「ぬのかわ犬猫病院」にて、可愛い子犬6匹が集まり、飼い主さんとのより快適なグッドライフのためのパピーパーティを開催!その一環としてみんなで楽しく勉強した、犬との信頼関係も築ける歯みがきレッスンをご紹介!

参加メンバー紹介(50音順)

  • 2011年5月19日(木)、神奈川県横浜市戸塚にある「ぬのかわ犬猫病院」にて、可愛い子犬6匹と飼い主さんが集まり、パピーパーティを開催! 工藤タロちゃん ミニチュアダックス(♂・6ケ月)
  • 武田チョコちゃん チワワ(♂・3ケ月)
  • 三井くぅちゃん チワワとポメラニアンのミックス(♀・3ケ月)
  • 森ロイちゃん ミニチュアダックス(♂・5ケ月)
  • 八木モカちゃん トイプードル(♀・6ケ月)
  • 山本ゆずちゃん 柴犬(♀・8ケ月)

子犬の歯みがきトレーニング、どうして大切なの?

子犬の頃が歯みがきトレーニングのチャンス!

犬にとって、子犬の時期に良い経験をすることはとても重要です。この時期に沢山のことを経験し、必要なことを習慣づけると、飼い主さんとの関係性や社会生活をより良くすることが出来ます。そのためにも、パピーパーティは子犬達に様々な刺激を与える絶好のイベントなのです。

今回は特に、歯みがきトレーニングを行いたいと思います。最初はどんな犬でも歯みがきを嫌がりますが、毎日少しずつトレーニングをする過程で、飼い主さんとの信頼関係も生まれます。

子犬期は性格が出来上がる前の柔軟な時期なので、歯みがきを“当たり前の習慣”として身につけるチャンスでもあります。犬と飼い主さんがなるべくストレスを感じない歯みがき方法を勉強しましょう!

犬に歯みがきが必要な理由をもっと詳しく

ばんちょう先輩がお手本!歯みがきのデモンストレーション

一番大事なのは犬がリラックスしている姿勢かどうか

では最初に、歯みがきをするときの姿勢から。ここで一番大事なのは、犬が一番リラックスできる姿勢で行う、ということです。

お座りした状態、仰向けに寝かせた状態、トリミング台の上で静かにできる子はテーブルの上に乗せて…etc. いろいろな方法が紹介されていると思います。もちろんそれらも有効的ですが、ばんちょうくんのように、ゴロンと横に寝かせながら行うのもオススメです。いろいろ試して、愛犬が落ちつける姿勢をぜひ探してみてください。

はるか先生オススメの歯みがきのタイミング

犬がクタクタなるくらいまでたっぷり散歩をした後。疲れてぐったりしているときは、「歯みがきはヤダけど…まぁ、いいや」と思ってくれて、トレーニングもやりやすくなります。「散歩の後は歯みがき」と犬が覚えてくると、徐々に長い時間我慢してくれますよ。

嫌がるワンちゃんをむりやり押さえつけて歯みがきすると、犬にとって本当にイヤな時間になってしまうので、犬が疲れていたりリラックスしている時間に「飼い主さんがなでてくれたり抱っこしてくれるし、まぁいいや」と思わせるのが、犬にもストレスをかけずに歯みがきを習慣づけるポイントです。

歯みがきトレーニングステップにトライしよう!

はるか先生オススメの歯みがきのタイミング

さあ、いよいよ具体的な歯みがきトレーニングにチャレンジしましょう。

とはいえ、急に歯ブラシを口の中に入れられたら、だいたいの子は嫌がります。無理のない範囲で、愛犬の様子をみながら少しずつ進めていくことが大切です。

口の中に、指や異物が入っても嫌がらない練習

まずは、マズル(口の周り)を触られることを嫌がる子の場合。口の周りを触られることに慣れる練習からはじめてください。

その子にとって「イヤなこと」という意識を「自然なこと」に変えるために、触られても我慢ができたら、褒めたりおやつをあげたりと、うれしいこととセットにして慣らしていきましょう。

口の周りを触られることに抵抗がなくなったら、ガーゼを使った練習に移ります。

指にガーゼを巻いて、「歯をみがく」というよりも「歯の表面をこする」くらいの感覚で、口の中に指や異物が入っても嫌がらないための練習です。奥歯を触られると嫌がる子は多いですが、犬歯なら意外と平気で触らせてくれます。比較的ハードルの高い歯の裏側や前歯は、時間をかけて練習していきましょう。

ちょっぴり臆病な子の場合は…

ガーゼを巻いた指を口に入れる前に、「ちょっと見せてね」と指先で軽く歯に触れるところから始めて、少しずつステップアップしてください。

ガーゼにも慣れてきたら、歯ブラシを使った練習にもトライ!

指の届きにくい歯の裏側は、歯ブラシの方が楽にケアできます。

最初は、遊びのつもりで歯ブラシをかじってしまう子もいますが、それも口に歯ブラシが入ることに対する抵抗をなくすための、良いレッスンになります。

練習時間は短く、何度も繰り返して習慣化しましょう

子犬は集中力がもたなく、すぐに飽きてしまいます。なので、練習も一気に全部やろうと思わず、1日のなかで何度も繰り返したり、「今日はここまで」と範囲を決めて進めましょう。

そして、練習が終わったときは必ず「終わりの合図」を言ってから離してください。何度も繰り返すことで、犬は「終わりの合図が出たら離してもらえる。だから、それまで我慢」と理解して、練習時間もだんだん延ばせるようになります。

犬にも飼い主さんにもできるだけストレスのかからない方法をとることで、歯みがきを無理なく日常の習慣にしていくことが大切です。

また、歯みがきの練習を進めていくと、どんな子でも必ず壁にぶつかります。何もかも順調にいく方が稀で、壁があることが普通だと思ってください。それでも、愛犬が「飼い主さんの言うことなら信じます」と思ってもらえるくらいの信頼関係を築いていくことも大切です。

愛犬との絆を深めて、楽しく歯みがきをはじめるための10の秘訣

後編では、歯みがきをスムーズに行っていくためのさらなるポイントや、歯みがきグッズの選び方をレポートする他、当日飼い主さんから頂いたご質問もQ&A形式でご紹介します。後編はこちら
パピーパーティに参加してくれた子犬たちに楽しくお口のケアができる歯みがき専用ガムをプレゼント

ペディグリー® デンタエックス®

高弾力のX型をしっかり噛むことで、歯垢を落とし、ニオイもスッキリ!しかも愛犬が喜ぶ抜群のおいしさだから、おいしく食べて、しっかり歯みがきできます。歯みがきにまだ慣れていない子のお口ケアや、毎日歯みがきするのが難しい場合にもぴったり!

無理なく楽しい、毎日の歯みがき習慣を始めましょう!!

デンタエックス®製品情報

Party Photos!

  • 最年少のくうちゃんは最初緊張気味。でもゆずちゃんたちの「遊ぼうよ!」のお誘いで、最後にはすっかりみんなと仲良しに♪

  • 成犬との交流の練習用に参加してくれた病院犬のブルドッグ、おたまちゃん。

    一見コワモテですが、とても優しい子でみんなと仲良く遊んでくれました。

  • お腹をころんと上向けるのは、ワンちゃんにとって「ちょっとタイム」の合図。みんな初めてなのに、ちゃんとサインをキャッチしてくれていました。

  • すっかり仲良く楽しく遊ぶワンちゃんたちに、飼い主さんや先生も、思わず笑顔があふれます。

ぬのかわ犬猫病院

開催地:ぬのかわ犬猫病院

神奈川県横浜市戸塚区下倉田町273
TEL:045-861-5111 FAX:045-861-2078
HP:http://www.nk-inuneko.com/

病気の治療やワクチン接種はもちろん、健康診断やしつけ教室などトータルな獣医療を提供しています。知らない人や犬、乗り物、音、場所などには不安を感じやすい子犬を対象としたパピーケアクラスは、飼い主さんと共に楽しく「大好き」を増やすお手伝いをします。

【犬の歯みがき成功への道】をご覧の皆様

獣医師でありペットライフアドバイザーの高倉はるか先生が、犬の歯みがきを成功させるためのポイントをご紹介。犬の歯みがきについての正しい考え方や、犬の歯みがきを楽しくはじめるための10の秘訣を参考に、あなたの愛犬に合わせた方法を見つけていきましょう。